ニュージャージー州

連邦制を敷いているアメリカの警察事情

アメリカという国は、連邦制を採用しています。
そのため、自治の権限も日本などとは異なり、連邦から始まり州、群、都、市町村など各政府が独自の警察を設置することができます。
ちょっと考えられないような組織でも、警察権が与えられていることがあるのです。

もともとは、市民自警団から始まったとも言われており、保安官を補佐するために組織されています。
組織の大きさにも違いがあり、本当に地域だけを守ることを目的としたタウン・マーシャルから、4万人近くを抱えるニューヨーク市警察のような巨大組織までバラバラです。
法執行機関としても複雑で、日本人では容易に判断することができないどころか、地元に住んでいても知らない機関があったりするほどになってしまっています。

かなり危険なところもあるアメリカの警察

アメリカの警察は、日本とは全く異なる組織であるといえますが、これは何も組織体系だけではありません。
たとえば、自動車で走っていて警察に止められた場合、外に出てしまうのは厳禁です。
うかつに出てしまうと、危険を感じたという事で発砲されてしまう可能性が出てきてしまいます。

警察の指示があるまでは、手はハンドルの上に乗せて動かないことが重要です。
切符を切られることになりますが、その場で認めるか認めないかを求められます。

訴訟国家とも言われるアメリカですので、何か不満があったりするのであれば、罪を認めずに裁判で主張することができるのです。
ですが、検察官と様々な交渉をし、司法取引まで考えていかなければいけなくなりますので、簡単な方法ではありません。

ドナルドダッグが取締り

ちょっと変わったことをするのもアメリカの警察で、ニュージャージー州警察がドナルドダッグの衣装で取り締まりをしたのはあまりに有名でしょう。
一般的に考えれば、警察官がドナルドダッグに扮しているということはあり得ないことです。
ところが、ニュージャージー州警察の取り締まりで、本当に着ぐるみを着て取り締まりをしました。

警察側からすれば、どんな服装をしているとしても、違反者が悪いというのがいいわけです。
しかし、ドライバーからすればいったい何が起きたのか、もしかしたら危険な人物なのではないかと思ってしまうでしょう。
ですが、このドナルドダッグは、130人以上を取り締まってしまったのです。

ニュージャージー州では、歩行者に道を譲らなければ違反となります。
ドナルドダッグは、堂々と歩道を歩いていきますが、あまりの装いに止まらずに逃げてしまった車が続出したのです。
これをまとめて取り締まりをしたのですから、たまったものではないでしょう。

確かに違反には違いはありませんが、これはあまりにアンフェアであり、日本では決して理解されるものではありません。
アメリカ独自のあまりに突飛な発想であったとしても、やりすぎであることは間違いないでしょう。

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