ブラジル

凶悪犯罪が多発するブラジル

警察も国が変われば、かなり役割が変わってきます。
特に治安の悪い国となれば、警察自体の組織性の問題も出てくるのは間違いありません。
その中でも、大きな問題となっているのがブラジル警察です。

ブラジルの治安は非常に悪いといわれるレベルで、一般的な犯罪であっても平気で重火器が使用されてしまいます。
殺人事件になってしまうことも珍しいことではなく、大都市や小都市といった規模にかかわらず、犯罪は頻発している国なのです。
日本と比べると、犯罪発生率は数十倍では効かず、数百倍になることもあるほどで、殺人事件は30倍以上にも上ります。

貧富の差が大きいのもブラジルの特徴で、どこの国でも同じですが犯罪の温床になってしまっているのです。
さらに、警察など治安当局が介入すれば、昼夜を問わず銃撃戦が起こってしまうような地域でもあるのです。

さらに、ブラジル警察はストライキに入ることがあり、その間はさらに凶悪犯罪が多発するという悪循環を抱えています。
日本から渡航する際にも、ブラジル警察はあまりあてにすることはできないと思っていなければいけないのです。

日本式のシステムがサンパウロ市の治安改善に

警察機能を果たしていなかったブラジル警察は、だんだんと改善させる方向には動きだしました。
地域警察の取り組みも重要で、日本で言う交番を設置するなど日本式地域警察を参考に確立させようとしているのです。
ブラジルの場合には、KOUBANやCHUZAISHOとなっていますが、サンパウロ州から全国へ展開できるように活動が始まっています。

日本の警察とは違い、ブラジルの警察は強引な面があります。
ちょっとでも怪しいそぶりを見せれば、銃を突きつけ尋問することは日常の風景です。

そこで、KOUBANやCHUZAISHOを設置することで、恐怖の対象としての警察官ではなく、地域に密着した存在にしようと試みています。
さらに、日本でも防犯効果として期待される交番ですので、住民の安心感を引き上げ、犯罪を防止して発生率を低下させよう灯しているのです。
もちろん、警察としても細部にいたるまで情報を得ることができるため、警察機能を向上させることができます。

交番が身近なものになることで、子供たちにも防犯意識を受け付けることができるでしょう。
この子供たちが成長していくことで、犯罪発生率はさらに下げることが期待できるのです。
サッカーが犯罪抑制に使われていたブラジルの中で、この日本式の警察システムに図書館を併設したりすることで、一定の成果を得たりしています。

ブラジルのサンパウロ市といえば、国連の統計で戦争状態の地域よりも危険性が高いとされていました。
それが、日本式のKOUBANやCHUZAISHOで変わってきているため、イギリスの全国警察改善機関から表彰されたりもしているのですから、これも有効な手段であるといえるでしょう。

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