Special Forces

映画やドラマになるほどのグリーンベレー

アメリカには、いくつかの特殊部隊が存在します。
世界でもっとも有名で、勇猛果敢なネーヴィーシールズやアメリカ初のカウンターテロ部隊であるデルタフォース、強行偵察も行うことができるマリーンフォースリーコンなどがあります。
SWATも警察機関に属する特殊部隊ですので、かなり数多くの部隊が存在するといえるでしょう。
その中でも、陸軍に所属している特殊部隊がグリーンベレーであり、正式名称を米陸軍特殊部隊群、U.S.ARMY Special Operations Forceといいます。

グリーンベレーの名称が浸透していますが、これは所属将兵が着用を許されている帽子が緑のベレー帽であるところからつけられた愛称です。
アメリカ国内では、Specal Forceを略しSFと呼ばれることもあります。

ゲリラ戦を得意とし高い戦闘力を持つ部隊

アメリカに数ある特殊部隊の中で、ゲリラ戦を対象にしているのがグリーンベレーの特徴で、たった一人で陸軍歩兵200人の戦闘力に相当するといわれています。
実際に、200対1の対比はできませんが、優れた戦闘技能を持っていることは間違いありません。
さらに、自分だけが戦闘を行うだけではなく、敵地において反乱分子に対して戦闘訓練を行い、自国戦力を作り出してしまう事も目的としているため、これだけの力があると称されるのです。

グリーンベレーのモットーの中で有名なのが、抑圧からの解放です。
つまり、戦闘部隊であることは間違いありませんが、親米軍事組織に対して訓練を施し、対ゲリラ戦闘ができるようにしていくのもグリーンベレーの大事な任務になります。
そのためには、人心掌握も行い、人身獲得作戦も展開することがあるのです。

これは、ベトナム戦争から続くグリーンベレーの戦い方で、内部で攪乱を行うこともありますし、空挺部隊の突入ポイントの策定を行い、爆撃誘導など最前線で戦うことも出てきます。
後方攪乱や破壊工作もグリーンベレーの大事な任務であることから、200人分に相当する戦力になれるのです。

U.S.Socomの隷下になったグリーンベレー

現在のグリーンベレーは、U.S.Socomの隷下にあります。
U.S.Socomは、合衆国統合作戦群の略であり、国家安全保障員会などの最高国防機関のもとで、統合された特種作戦部隊を指揮下に置いています。
陸・海・空軍に所属する部隊を統括しており、全世界的に不正規戦闘を遂行させることができるようになりました。

この不正規戦闘とは、グリーンベレーが最も得意とする秘密裏に行動しながら軍事訓練を施した部隊を作り上げることです。
そのため、U.S.Socomの中でも、グリーンベレーは中核部隊になっているのです。

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