中国人民共和国

中国人民武装警察部隊とは中国の治安を守るためにつくられた部隊なのですが、国内では軍事組織のひとつとして扱われています。

中国独自の軍隊組織

この部隊はそもそも行政が管轄しているのですが、それと同じように彼らは中国共産党中央軍事委員会の管轄と指導のもとで日々国の防衛につとめています。
そして彼らは現役の軍人であり、「準軍事組織」として取り扱われていることもありますが、社会主義の中国では国が指導するものだと規定されているのです。

このことから具体的な機能を表すことができずに、アメリカや日本の機動隊と同じような存在機関であるともいわれているのです。
つまりこれは中国独自の軍隊組織であるといってもいいのかもしれません。
それでは彼らの役割とはいったいどのようなことをするのでしょうか。

人民武装警察部隊

先に述べた通り、国の治安を守ることが大前提ではあります。
その中で公安がどうしても対応しかねる事例もあり、それは武器をもった犯罪組織の重罪な犯罪、そして中国にもっとも多いとされる集団による暴動があげられます。
中国ではお金を支払ってわざわざ人を集め、そして暴動を引き起こしていることもあるほどですので、その人数の多さは日本の暴動とは比べ物になりません。
ですから公安だけで取り締まることがとても難しいのです。

そんな難しい犯罪を取り締まるのが中国人民武装警察部隊で、よくテレビのニュース番組でもウグイス色の警備服をきた人が映っていると思いますが、それが彼らなのです。
これ程の大きな犯罪を取り締まるわけですから、彼らにもそれなりの装備を身に付けることが許可されています。
それは催涙弾や放水銃といった相手の身動きを命に支障のない範囲でふうじることができるものや、ゴム弾そして電気警棒など相手を威嚇するだけではなく、自分自身の身を守る意味でも少々危険なものまであります。

テロリストから守る

また身に付けるだけではなく装甲兵員輸送車などの車もありますので暴動を起こして暴れている人、またテロリストなどを鎮圧することも可能です。
このように犯罪だけではなく大きな催しものが開催される時にもこの部隊は出動して、車の通り道に並び警護にあたります。

テロが起きないように取り締まるのも彼らの役割で、常に厳しい目で警護にあたる姿は民衆としても安心することができるのではないでしょうか。
中国には中国なりの国の守り方というのがあり、徹底した指導のもと軍人として働くだけではなく、民衆をテロリストなどから守るためにも彼らの存在は必要不可欠な存在だといえるでしょう。
できた当初は100万人だった部隊数もいまでは600万人まで増えており、その数は未だに増え続けています。

この背景には独立国家状態の国の情勢を考えた時に自分が守らなければと強く思う人が増えたこと、そして彼らのように国を守る仕事につきたいと思ってる若者が多いことがあげられます。
中国人民武装警察部隊は厳しい訓練をこなしてきたプロの集団ですので、安易になれるものではありませんが、その志はとても素晴らしいです。

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