南アフリカ

今回は、南アフリカの警察事情について紹介しようと思います。
その前にまず、南アフリカの基本的な情報を紹介します。
南アフリカは、アフリカ大陸の一番真下に位置する国です。
南アフリカの首都はプレトリアですが、これ以外にも、ヨハネスブルクやケープタウンなどの大都市が数多くあります。

アパルトヘイトから急速に発展を遂げた

アフリカ諸国の中では、経済的に発展をしている地域で、その規模はエジプトに次ぐといわれています。
かつては子の南アフリカには、教科書でも勉強したとは思いますが「アパルトヘイト」がありました。
しかし、今から20年ほど前にそのアパルトヘイトも撤廃されて、急速に発展を遂げました。

アパルトヘイトの廃止によって、欧米からの資本が大量に流入したからです。
南アフリカといえば、治安の悪い国として知られております。
特に最大都市であるヨハネスブルクでは、「世界で最も治安が悪い都市」「世界最悪の犯罪都市」、そして「世界の犯罪首都」といった悪名の枚挙に暇がないほどです。

もちろん、多少の誇張というか、大きな誇張があるのは事実ですが、やはり治安がよくないのは事実です。
最近の統計によりますと、ヨハネスブルクでは殺人事件が15940件で、殺人未遂事件が15493件。
また武装強盗事件が101463件、強盗事件が54883件、性犯罪事件は66196件という具合に発生しております。

黒人居住区は犯罪が多発

それぞれを1日あたりの犯罪件数に換算しますと、殺人事件が43.6件、殺人未遂事件が42.4件、武装強盗事件が277.9件、強盗事件が150.3件、性犯罪事件が181.3件発生しております。
しかし、これらの犯罪というのは、主に黒人居住区にあるバーや、酒場でのいざこざが原因ということです。

基本的に、これらの居住地区に日本人観光客が訪れることはないですし、特に見るべき観光スポットでもありません。
南アフリカには多くの観光客がいますが、そんな観光客が立ち入る場所での事件というのは、非常にレアなケースです。

ちなみに、日本にある南アフリカ大使館によると、日本からは過去4年間で120000人のツアー客が訪れています。
そのうち、犯罪に巻き込まれたというケースはゼロです。
ツアーではないバックパッカーを含めても過去数年間はゼロです。
これも、南アフリカ警察による治安対策が功を奏しているといえます。

すりや置き引きには注意!

とはいえ、すりや置き引きといった犯罪は多発しております。
最も、これらの犯罪はヨハネスブルクに限らず、世界の大都市ではほぼ例外なくあります。
もしそんなすりや置き引きにあったならば、真っ先に地元の警察に行って、盗難届けを出しましょう。
そうすれば、海外旅行保険から支給されます。

南アフリカが治安対策に本腰を入れたのは、2010年に開催されたサッカーの世界大会です。
これに伴い、街の中心部には24時間監視の防犯カメラを多数設けました。
これにより、中心部での治安は格段によくなりました。
この世界大会中に発生した犯罪といえば、金品強奪や置き引きが20件ほど報告されたのみでした。

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