JICAによるコンゴ民主共和国の警察官人材育成

コンゴが抱える問題点

コンゴ民主共和国では、警察官の人材育成をすることで治安の安定を図ろうとする取り組みが実施されています。
日本でもそうですが、警察官がきちんと品行方正な行いをし、さらに権威を持つことで、犯罪率の低下を実現することができます。
たとえば、日本の警察を見て下さい。
日本の警察は親切で、わりと色々な相談にも乗ってくれますが、凶悪犯罪は絶対に許さない!という姿勢を持っていますので、それが犯罪率を抑えていることにもつながります。

しかし、世界をみればまだまだ警察の機能が不十分なところもあります。
警察が機能していないということは、やはりその地域の治安が良くないということにもつながるでしょう。
そういった国のひとつがコンゴ民主共和国と言えるでしょう。
コンゴ民主共和国では、90年代からずっと紛争が続いています。

この紛争がどんなことを呼び込むのかというと、やはり「平和を乱す」ということにもなりますし、傷つく人たちが出てくるということにもつながるでしょう。
実際、コンゴ民主共和国は非常に治安が悪く、そのことも指摘されてきました。長い紛争で人々は疲弊し、子供たちの命さえ危うくなっています。

今は、コンゴ民主共和国政府も「この問題をどうにかしなければ」と立ち上がっているそう。
そこで、取り入れたのが警察の教育制度です。
これまで、コンゴ民主共和国では「ろくに警察としての学びを受けてこなかった人が、警察官になってしまう」という大きな問題点がありました。
昨日まで紛争に参加していた人が、ある日から警察官になる。この様な状態だったのです。

これでは警察官がきちんと紛争をいさめることはできませんし、またかえって事態が悪化することにもつながります。
そこで、コンゴ民主共和国ではきちんと国のもとで警察官としての教育を受けさせ、それから警察官として働くことを義務にしたのです。
これはコンゴ民主共和国が生まれ変わるための大きな第一歩と言えるでしょう。

警察が持つ役割

警察が持つ役割というのは、やはり「市民に安心感を与える」ということなのではないかと思います。
警察が市民に不安を与えたり、辛い思いをさせる存在では良くない。しかし、コンゴ民主共和国をはじめ諸外国にはまだまだ警察が警察として成り立っていないところがたくさんあります。

この様な地域では、やはり何よりも警察の機能を立ち上げること、そしてきちんと役割を果たすことが望まれます。そのためには、やはり警察官としての教育が何よりも必要になるでしょう。
諸外国にはどんなものが必要か、それを見極めていく必要があるでしょう。警察がきちんと活動することが、世界の平和にもつながるはずです。

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